出発前に知っておきたい!イタリア旅情報
旅行前に知っておきたい気になる現地情報が満載!
◆ 基本情報
・イタリアの気候
・イタリアと日本の時差
・イタリアの祝祭日
・日本の電気製品の利用
・イタリアでのマナー
◆ 両替・支払い
・現金の利用について
・クレジットカードについて
・両替について
・チップについて
◆ 公共交通機関
◆ 免税の手続き
◆ イタリアの治安
◆ 万が一の時は・・・
★こちらもおすすめ★ H.I.S.イタリア現地支店スタッフが発信する最新情報ブログ! 観光情報、ストライキ情報などお役立ち情報が盛りだくさん!
基本情報
イタリアの気候
温暖で雨が少ない地中海性気候で、四季の区別がはっきりしています。 ローマと東京の気温は年間を通じてほぼ同じなので、服装は日本を目安に準備すればよいでしょう。 南北で気候に差があり、朝晩が冷える日もありますので、脱ぎ着しやすい服装がおすすめです。
イタリアと日本の時差
通常日本とイタリアとの時差は-8時間。たとえばイタリアの10:00が日本では同日の18:00となります。 サマータイム実施時は-7時間の時差となり、3月の最終日曜から10月の最終土曜日です(変更される年もあります)。 時差が変わるタイミングにイタリア滞在する場合は時刻を間違えないよう注意が必要です。
イタリアの祝祭日
イタリアの祝日はお店や観光施設がクローズまたは短縮営業となる場合がありますのでお気をつけください。 また、8月の夏季休暇シーズンとクリスマス~お正月シーズンもお休みとなるお店が多いので事前確認が必要です。 新年:1月1日 公現祭:1月6日 イースター※3~4月頃毎年変更 イースターマンデー※:イースター翌日 イタリア解放記念日:4月25日 メーデー:5月1日 共和国建国記念日:6月2日 聖母被昇天祭:8月15日 諸聖人の日:11月1日 聖母受胎祭:12月8日 クリスマス:12月25日 聖ステファノの日:12月26日
日本の電気製品の利用
電圧が日本と異なりますので、日本製は変圧器内蔵の電気製品のみ使用可能です。 最近の携帯電話やカメラはほとんど利用可能ですが、事前に確認してからご利用ください。 差し込み口は二股で先の丸い「Cタイプ」のプラグが主流なので、日本出発前に変換アダプターをご用意ください。
イタリアでの電話のかけ方
●日本への電話の掛け方 00(国際電話識別番号)+ 81(日本の国番号)+日本の電話番号(市外局番の最初の0はとる)のようにお掛け下さい。 ●イタリアにて国内電話を掛ける場合 市外、市内局番の区別はないので、固定電話に掛けるときは0から始まる番号にダイヤルして下さい。 ●公衆電話を利用する場合 テレホンカードで掛ける物が主流です。 硬貨の利用が可能な場合もありますが、電話の故障で硬貨を入れても利用できず硬貨も戻ってこないこともありますのでご注意ください。 ※テレフォンカードは€5からで、TABACCHI(タバッキ)、BAR(バール)等で購入できます。 カードには国内通話用と国際電話用があるので購入前に確認して下さい。 ●コレクトコールのかけ方(KDDIジャパンダイレクト利用の場合) 800-172242(コイン、テレホンカードなしでかけられ、KDDIのオペレーターに直接つながります。) ※一部の公衆電話ではコイン、テレホンカードが必要な場合もあります。 ※ホテル客室からかける場合はまず外線番号を押してください。なお、ホテル客室からの通話は、別途手数料がかかる場合があります。
イタリアでのマナー
国が違えば規則や常識も違うもの。知っておくとちょっと便利な情報を集めました。 ◆外出先でのトイレ利用 イタリアには公衆トイレがあまりありませんので、電車の中、美術館内、飲食店内にあるトイレをチャンスがあればできるだけ利用しておくことをおすすめます。 公衆トイレは有料(50セント~1.50ユーロ)な場合も多く、入り口のスタッフに支払う、入り口に置いてある箱に入れる、または改札にコインをいれて入る方法があります。 また、有料だからと言っても、特別にきれいなわけではありません。 ◆レストランでのお食事 イタリア料理の正式なコースは下記の通りで、個々に自分の好きな料理を注文します。 アンティパスト(前菜)⇒プリモピアット(第一の皿/パスタやリゾットなど)⇒セコンドピアット(第二の皿/肉魚類)⇒ドルチェ(デザート) フルコースでは量が多い場合は第一の皿か第二の皿どちらかにすることもあります。 格式あるレストランでは「1品だけ注文」とか、「みんなでシェア」というオーダー方法は敬遠されることもあります。 ピッツァやパスタだけを気軽に楽しみたい時には、ピッツァ専門店「ピッツェリア」やカジュアルな雰囲気のお店を選ぶのがオススメです。 ◆ 喫煙 「禁煙法」が施行され、美術館、博物館、映画館、列車および、レストラン、バールなどを含め、すべての屋内、公共の場での喫煙は禁止されています。 ただし、逆を言ってしまうと、屋外ではどこでも喫煙okなので、飲食店のテラス席や道端、駅のホームで喫煙している人の姿を多く見かけます。 ホテルの客室もほとんど禁煙ルームとなり、喫煙には部屋のテラスやホテル内の庭、玄関などの室外に出なければならない場合がほとんどです。 ◆ 教会・美術館の見学 教会、美術館や博物館も静粛に見学しましょう。 特に教会の見学では、半ズボンやノースリーブ等の露出の多い服装、肩や太腿の見える服装では入場できない場合がありますのでお気をつけください。 写真撮影はフラッシュ無しならOKの場合や、フラッシュの有無にかかわらず撮影不可の場合など施設によって規則が様々ですので、必ず確認しましょう。
両替・支払いについて
両替、現地での支払い、チップのことなど、出発前に知っておきたいお金のこと色々・・・ 【現金の利用について】 通貨はEU単一通貨ユーロで、通貨単位はユーロ€(euro)とセント¢(イタリア語読みはチェンテージモ)。 表面のデザインは各国共通ですが、裏面のデザインは各国独自のデザインになっているため、 いろんな国のデザインのコインを集めてみるのもおもしろいかもしれません。 紙幣⇒ 5€、10€、20€、50€、100€、200€、500€。 硬貨⇒1、2、5、10、20、50c、1€、2€。 バールや個人商店で少額の支払いをする時に50ユーロ、100ユーロなどの高額紙幣は受け付けてもらえないことが ありますので、少し細かい紙幣や硬貨を持っておくと便利です。 大きな紙幣を利用する場合は、観光施設のチケット売り場や駅の窓口が安全です。 ユーロの利用に慣れない外国人に対してお釣りをごまかす悪質な店員もいるのでご注意ください。 また、イタリアでは1,000ユーロ以上の現金でのお支払いが禁止されています。 【クレジットカードの利用について】 VISA、アメリカン・エキスプレス、DC/マスターカードなど大手のクレジットカードはレストランやお店で日本と同じくらい 広く利用できます。 ただし、一定額以下の支払額や、ホテルでの宿泊税の支払いにはクレジットカードが利用できない場合もありますので ある程度の現金は常に用意しておくことをおすすめします。 また、バールや小さな個人商店や庶民的な飲食店でもクレジットカードの利用に対応していない場合が多いです。 【両替について】 一般的には、イタリアの空港やホテル、町の両替所や両替機等は高めと言われていますので、できるだけ日本出発前に 両替することをおすすめします。 かといって旅行中大金を常に持ち歩くのも危険ですので、足りない分はクレジットカードのキャッシング機能や海外利用が 可能な銀行キャッシュカードを事前に用意して、24時間利用可能な町のATMで換金する方法もあります。 【チップについて】 レストランやホテルなどの料金には、ほとんどサービス料が含まれているので、必ずしもチップを払う必要はありません。 格式高いお店やホテルではマナーとして払うこともありますが、一般的には快いサービスを受けたときや、通常以上の 手間をとらせた時は気持ちとして支払います。 ルールはありませんが、大体目安となる相場はこちら。 レストラン・・・お店のレベルによってお会計の5~15%程度、またはお釣りをそのまま渡すなど。 ホテル・・・ポーターやルームサービスに対して、€1~5程度。ベッドメイキングに€0.50~1程度。
公共交通機関
市バス・ト
ラム(路面電車) メトロ(地下鉄)
イタリアの都市の中を移動する主な手段には、バス、トラム(路面電車)、メトロ(地下鉄)があります。 1回券や1日券、2日券など色々な種類のチケットがあり、ほとんどの都市の場合、バス・トラム・メトロ、どれも共通のチケットを利用できます。 チケットは町のタバコ屋さん(TABACCHI(タバッキ))で購入でき、観光のスケジュールによって上手に選べばとてもお得です! 地下鉄の場合、改札にチケットを通す必要がありますが、バスやトラムには改札がありません。 乗車後に車内にある刻印機で利用日時のスタンプを刻印するのを忘れないようにしましょう。 都市によって異なる場合がありますが、主に1回券の場合は毎回、1日券や2日券は最初の利用時刻印する必要があります。 刻印を忘れると、チケットの抜き打ち検査が行われた際に無賃乗車とみなされて罰金の対象になるのでご注意ください!
電
車(特急/ローカル列車)
列車のチケットについて イタリア旅行で利用する列車は大きく分けて2タイプ。主要都市間を移動する全席指定の特急列車と、小さな町にも 停車する指定席無しのローカル列車(R:レッジョナーレ、RV:レッジョナーレ・ヴェローチェ)。 特急列車は駅の窓口でも購入できますが、Eチケットの事前購入が便利です。 H.I.S.でも手配を承っています!⇒「イタリア国内列車」 普通列車(R:レッジョナーレ)または普通快速(RV:レッジョナーレ・ヴェローチェ)の場合、紙のチケットが主流で、 現地の駅やH.I.S.のローマ支店とミラノ支店で発券可能です。 駅に着いたら 乗車するホームは、列車到着の15分ほど前になると駅構内の電光掲示板に表示されます。 改札がない駅もあり、その場合は自分の利用する列車の到着ホームを確認したら、チケットを持って そのまま列車に乗り込みましょう。 乗車中に鉄道職員によるチケットの確認が行われますのでチケットは失くさないように気をつけましょう。 また、指定席のないローカル列車を利用する場合、乗車前にホームにある刻印機で乗車券にスタンプを 刻印をする必要あります。 刻印を忘れてしまうと、不正乗車とみなされ、罰金が科せられるのでご注意ください!
タクシーの利用について
イタリアでは、日本とは違い、流しのタクシーを利用することはできません。 駅や広場などのタクシー乗り場から乗るか、タクシー会社に電話して呼び出します。 通常タクシー乗り場には、オレンジ色の下地に黒字で「TAXI」と書いてある看板があり、乗り場で待機しているタクシーは、 正規に認可されているタクシーです。 無認可のタクシーを利用して法外な料金を請求されるケースもありますので、必ず正規の乗り場を利用しましょう。 イタリアの交通機関の利用が不安な方には安心・確実・快適なプライベート送迎がおすすめ!
★専用車チャーター
★プライベート空港送迎
免税手続き
旅行者免税の手続きとは… 海外旅行の楽しみの一つはショッピング!タックスフリー(免税)の加盟店で同日に同一店舗にて154.94ユーロ(内税込)以上 の買い物をした場合、税関に申請すると付加価値税(VAT)の払い戻しを受けることができます。 【手続きのステップ】 1.お買い物時にすること お会計時にリファンド・チェック(免税書類)とレシートを受け取ります(パスポートの提示が必要です)。 ※申請対象品は未使用であることが条件なので、購入時の梱包やシールははがさない方が無難です。 2.空港での手続き まず、出国時には税関の免税カウンターで商品購入店で作成してもらった免税申請書類に スタンプを受けて下さい。 ※スタンプがないと払い戻しは受けることが出来ません。 ※EU国内を経由する場合は、最終訪問国で免税の手続きを行って下さい。 3.払い戻し ・現金の払い戻し⇒税関でスタンプをもらった免税書類と購入店のレシートを、空港免税店の 「免税払い戻しTax- Free Cash Refund」カウンターに提出し、払い戻しを受けます。 ・現金以外の払い戻し⇒ 免税申請書の裏に記載されている「非現金」払い戻し=クレジットカードを 指定し、 店内で渡された所定の封筒に入れて、免税事務局へ郵送します。 この場合は、90日以内に書類が事務局に届かなければ無効となるので注意。 クレジットカードがない場合は、 円建て小切手が自宅に郵送されます。 EU内経由地での乗り継ぎ時間が短い場合で、お預け荷物としてスーツケースの中に 商品を入れる場合に限り、イタリア出国時の空港でも免税手続きが可能です。 ◆購入品をトランクに入れた場合 航空会社のチェックインカウンターで搭乗手続きをし、搭乗券(ボーディング パス)を受け取り、 トランクに日本行き(若しくはEU圏外の目的地)のタグを 貼ってもらいます。 そのトランクを税関オフィス(出発ロビーのパスポートコントロール手前にある)に運び、免税申告書、 パスポート、搭乗券を提示し、スタンプを受けます。 再びチェックインカウンターへ戻り、トランクを預けて完了となります。 ◆購入品を手荷物として機内に持ち込む場合 チェックイン・カウンターで全ての手続きを終え、パスポート・コントロールを 通過後、出国ロビー側の 税関に行き、手荷物として持っている購入品を見せて スタンプをもらう。 ●空港によってはトランクに入れた場合と同様の場所(パスポートコントロール手前)で 手続き可能な場合も ありますので、空港にてお問い合わせ下さい。 ※免税手続きについては、各自ご確認の上、お客様の責任において行って頂きます。
イタリアの治安
ローマ、ミラノ、ヴェネチア、フィレンツェ、ナポリなどの観光地では、スリ・置き引き、ぼったくりなどの被害に遭う日本人が 残念ながら後を絶ちません。 楽しく安全な旅行のためには、防犯意識をしっかり持って実践すればある程度予防することが可能です。 【防犯対策① ~盗難編~】 ・バッグはファスナー付のもので、目の届く位置に持ちましょう。 ・混んだバスの中、電車の乗降時、入場待ちの列など、人で混みあっている場所では、バッグの口に手を添えて、知らないうちに ファスナーを開けられてしまうのを防ぎましょう。 ・万が一盗難被害にあった場合にそなえて現金は一箇所にまとめず、分けて収納しましょう。 買い物の時にも大金を所持していることが他人にばれず、泥棒のターゲットにされにくくなります。 ・置き引きの可能性のある列車やバスの中に貴重品から目を離さないようにしましょう。 特に停車中には注意が必要です。 【防犯対策② ~押し売り・ぼったくり編~】 ・レストラン入り口のメニューを確認してからお店に入りましょう。 ・支払いの際は必ずレシートとお釣りの確認をして、不信な点があればその場で伝えましょう。 ・注文していないものが持ってこられた場合は口をつける前にはっきりと自分の注文したものではないと伝えましょう。 ・タクシーは必ず正規のタクシー乗り場から利用しましょう。 ・タクシーは大体の料金を聞いてから利用しましょう。 ・道の物売りや飲食店の呼び込みがしつこい場合「NO GRAZIE(ノー・グラッツェ/英語のノーサンキューの意味)」と はっきり伝えて必要以上に関わらないようにしましょう。 【ジプシーに注意!!】 町で見かけるジプシーは多くの場合が女性で、典型的なのは、三つ編み&ロングスカートというスタイルで物乞いを したり、スリや泥棒をします。 布にくるんだ赤ちゃんを見せるようにして、布の下からカバンに手を入れようとしたり、子供にスリをさせる、荷物を 運ぶのを手伝った後に法外なチップを脅し取ろうとするなど、観光客を狙ったジプシー被害が絶えません。 ジプシーが近づいてきたら、「No」とはっきり言う、もしくは自ら離れるなどの工夫が必要です。
万が一の時は・・・
パスポート・貴重品の盗難や紛失など、万が一の時ににあった時に役立つ情報集です! 【パスポート紛失・盗難の場合】 警察にて入手の紛失・盗難証明書を用意し、日本大使館か総領事館に連絡の上、大使館係員指示に従ってください。 (ローマ)日本大使館 TEL:06-487991 (月-金9:30-12:30/14:30-17:00) 住所 :Via Quintinosella, 60 (ミラノ)日本総領事館 TEL:02-6241141 (月-金9:15-12:15/14:00-16:30) 住所:Via Cesare Mangili, 4 【携帯電話の紛失時の連絡先】 ・NTT docomo :008OO-0120-0151 ・Softbank :+81-(0)-3-5351-3491 ・au:+81-120-977-033 【クレジットカード紛失の場合の連絡先】 •住友ビザカード:800-877-020 (+81-3-53927314) •UCカード : 800-877-010(+81-3-5531-6499) •JCBカード :800-780-285(06-4820764 JCB ROMA) •DCカード :800-872-112(+81-3-3770-1818) •セゾンカード :800-878-280(+81-3-5992-8300) •UFJカード;(Visa/Master)800-874-217(+81-52-2491417) •マスターカード :800-870-866(+1-636-722-7111) •NICOSカード:06-4782-5975 ROMA •ダイナーズカード:(コレクトコールで)+81-3-3570-1200 •アメリカンエキスプレス:800-871-981(+81-3-3220-6100) •ビザカード:800-784-253(+61-2-92513704) 800-871-972 ゴールド会員(+81-3-3220-6100) ※つながり難い場合はカッコ内の直通番号へおかけください 【盗難・紛失証明書の申請について】 盗難・紛失証明書パスポートの再発行や旅行障害保険等の申請に必要な書類となります。 最寄の警察(Questura,Commissariato di Polizia,Carabinieri)で備え付けの書類に必要事項を記入し 盗難/紛失証明書を作成依頼してください。 帰国後の補償手続き等の詳細に関しては、契約のある保険会社に直接ご相談ください。